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なぜ間取り比較が大切なのか?

なぜ間取り比較が大切なのか?

家づくりを考えるとき、まず目にするのが間取りの図面や住宅展示場。でも、その多くが「見た目が良い」「人気がある」ものに偏りがちです。実は、“誰にとって住みやすいか”は家族構成や生活スタイルによって大きく変わります。ここでは、家族の人数、年齢構成、働き方、趣味など多様な条件に合わせた間取りのポイントをご紹介します。「自分たちに合った家の考え方」を整理していきましょう!

ライフスタイル別・
間取り6タイプ

新婚・共働き世帯

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
限られた床面積の中で生活空間と収納をバランスよく確保。洗濯や料理といった家事を効率よく片付けられる動線が人気。
ポイント:
キッチン横にパントリー、浴室近くに洗濯機→WIC(ウォークインクローゼット)→寝室の直線動線で、共働きでもストレスなく暮らせる。
おすすめ間取り:
2LDK+WIC/LDK14畳以上・寝室6畳+収納/洗面室→脱衣室→寝室の一直線配置

子育てファミリー(未就学児)

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
キッチン・リビング・プレイスペースが一直線に配置され、親の視線が常に子どもに届く間取りが人気。
ポイント:
回遊式の家事動線+畳スペースを取り入れることで、昼寝・遊び・片付けが同時にできる空間に。将来の仕切りも可能。
おすすめ間取り:
3LDK/LDK+和室4.5畳/キッチン背面に洗面とユーティリティを接続

子育てファミリー(小中学生)

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
個室を確保しながらも、家族全員で使える収納・共有スペースを配置。生活の中心を2階に持ってくる例も。
ポイント:
子ども部屋を並列配置+家族共用のスタディスペースを階段ホールに設けることで、干渉しすぎずつながりも確保。
おすすめ間取り:
4LDK/2階リビング+スタディコーナー/階段中心型+回遊収納

二世帯住宅

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
キッチンやお風呂などの生活ゾーンは世帯ごとに分けた間取りが人気。分離すればするほど価格は上がるので検討が必要。
ポイント:
上下分離・左右分離・完全分離などタイプ別の配置提案ができ、音・生活時間・介護などの事情に応じた対応が可能。
おすすめ間取り:
上下分離型 5LDK(親世帯1F/子世帯2F)/LDK×2+浴室×2/世帯間ドアあり

単身・在宅ワーカー

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
リビングとワークスペースを明確に分け、集中とくつろぎの切り替えができるように設計するのがおすすめ。
ポイント:
ワークスペースは玄関近く・採光良好な位置に配置。扉や防音対策でWeb会議・作業中も生活音に悩まない。
おすすめ間取り:
1LDK/LDK+書斎3畳+防音ドア/収納型ワークスペース付き

趣味・こだわり重視世帯

ライフスタイル別・間取り6タイプ
特徴:
趣味部屋を主軸に設計された間取り。音楽室・書斎・アトリエ・ガレージなどを生活動線の延長に配置。
ポイント:
趣味空間に特化しつつも家族とのつながりを感じられるように配置(例:リビングから見える中庭ガレージなど)。設備面では吸音・耐震・換気などの工夫も加味。
おすすめ間取り:
3LDK+趣味室6畳/ガレージハウス+趣味動線/LDKに隣接する趣味空間

比較の仕方がわからない方へ

「どれが自分に合うのか分からない…」という方へ。判断軸を整理しましょう。家づくりに正解はありません。ですが、「選び方」にはコツがあります。

比較の仕方がわからない方へ
動線効率
(生活・家事のしやすさ)
比較の仕方がわからない方へ
収納量
(家族のモノに対応できるか)
比較の仕方がわからない方へ
将来性
(可変性・成長・老後)

間取り選びでよくある
失敗例とアドバイス

❌ 失敗例1:子どもの成長を見越さず部屋数不足に

幼児期に広いプレイスペースを優先して設計した結果、小学校入学時に個室が足りなくなった。

改善案: 最初は広めの1部屋で運用し、将来的に仕切れる構造(可動壁や扉付き間仕切り)を採用する。

❌ 失敗例2:在宅ワークや勉強の音問題が深刻に

リビング隣のワークスペースが生活音で集中できず、テレワークや受験勉強に支障。

改善案: 独立した書斎や廊下を挟んだ配置+防音性のあるドア/内装材を使用。

❌ 失敗例3:収納不足で常に部屋が散らかる

収納は各部屋に小分けされていたが、家族共有で使える場所がなく、物があふれてしまう。

改善案: ファミリークローゼット・シューズクローク・玄関収納など、動線上に配置した大容量収納を計画。

❌ 失敗例4:老後や介護を想定せず、住みにくくなる

玄関や浴室に段差が多く、親との同居や介護が始まったときにバリアフリー化が困難に。

改善案: 最初から段差の少ない設計や、後付け手すり・車椅子の転回スペースを確保する。

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