
ブログ
【完全版】注文住宅で200万円節約できる?プロが語る“思い込み”を外すだけのコストダウン術5選

注文住宅を検討中の多くのご家庭が必ず直面するのが、
「あれ?見積りが思っていたより高い…」という現実…💦
しかし、その金額アップの原因は、実はあなたの家づくりが失敗したわけではありません。
大半の場合は、
“当たり前”だと思い込んでいるプランや設備が、本当は必要なかったというだけなのです。
この記事では、家づくり相談所が30年間・累計1万件以上(※代表実績)の家づくりをサポートしてきた中で見つけた、
▢多くの人がやりがちなムダ
▢見直すだけで50〜200万円削減できるポイント
▢家づくりのプロが実際に現場でアドバイスしている内容
をわかりやすく解説します。
「当たり前」を疑うだけで200万円削減できる理由
注文住宅は自由度が高い反面、
「よかれと思って追加したもの」が積み重なり、結果として予算オーバーしてしまいがちです。
特に注意すべきは、
建具・窓・造作・バルコニー・間取りの5つ。
これらは施主自身の“思い込み”によってつい増えていきやすく、金額へのインパクトも大きい場所です。
ここから、各ポイントを詳しく解説していきます。
1. 扉は本当に必要?使わない建具は“減額の宝庫”だった
扉は1枚あたり約 5万円。
採用数が多い場所なので、見直し効果がとても大きいです。
■ 使わない扉が大量にある家は多い
例えば、こんな場所に心当たりはありませんか?
-
WIC(ウォークインクローゼット)入口の扉
-
玄関横の土間収納
-
パントリー
-
来客に見えない寝室・収納の扉
-
高気密住宅の玄関→リビング扉
こういった扉は、
☑開けっ放し
☑ほぼ開閉しない
☑存在意義が薄い
ことが多いため、“思い切った削減”で金額が大幅に下がります。
■ 扉をなくすメリット
ただ節約になるだけではありません。
-
出入りがラクになる
-
扉の開閉スペースが不要になり、動線がスムーズ
-
ホコリがたまらず掃除がラク
-
アーチの垂れ壁にするだけでデザイン性UP
特にアーチ垂れ壁は、最近のインテリアトレンドとしても非常に人気。

「扉をなくしたほうがオシャレになった!」という声も多くあります。
■ 扉の代わりに使えるアイテム
-
カーテン
-
ロールスクリーン
-
簡易パーテーション
これらは1〜2万円で後付け可能で、子どもの成長や生活の変化にも柔軟に対応できます。
2. 窓は“高額設備”。必要性の薄い窓の削減は効果が絶大
窓は1つあたり数万円〜数十万円。
特に大開口窓や高性能窓は 10万円〜20万円以上 の費用がかかります。
■ 見直すべき窓の特徴
-
お風呂やトイレの窓(後悔ポイントの定番)
-
お隣の窓と位置が被るプライバシーNG窓
-
昼間でもカーテン閉めっぱなしで使わない窓
-
風通し・採光の目的が曖昧な窓
意外なことに、
「結局一度も開けたことがない」という窓は非常に多いのです。
■ 特に“浴室の窓”は後悔だらけ
・掃除が大変
・虫が入る
・湿気が逆にこもる
・結局開けない
プロが相談を受ける際、浴室窓はほぼ不要と答えるケースが多いです。
採光だけほしい場合は、
→ FIX窓(開かない窓)にするのがベスト。
■ 窓を2〜3か所見直すだけで15万円前後削減
一般家庭では窓が10〜20か所あるため、
不要な窓を数か所減らすだけで、驚くほど見積が下がります。
3. バルコニーは“使われない設備No.1”。最も削減効果が高い
注文住宅の相談で最も後悔される場所が、実は バルコニー です。
■ バルコニーの本当のコスト
-
施工費が高い
-
防水処理が必要
-
10年〜15年周期でメンテナンス必須
-
汚れ・落下の危険・鳥害などリスク多め
つまり“作って終わり”ではなく、持っている限りお金がかかり続ける設備なのです。
■ バルコニーを使わない家庭の特徴
-
洗濯は室内干し・乾燥機が中心
-
共働きで日中に干せない
-
花粉・PM2.5が気になる
-
小さい子どもがいる(転落の心配)
-
実際は布団を窓で干せば十分
実は、年に数回しか使わないという家庭が大半です。
■ バルコニーを削減すると…
広さによっては 30〜50万円 の削減効果。
「本当に必要か?」を家族で話し合うだけで、大きな節約につながります。
4. 造作家具は“高くて壊せない”。既製品を上手に使うのが賢い
”造作=おしゃれ”というイメージがありますが、実際には以下のようなデメリットもあります。
-
机など1つで5〜10万円以上
-
簡単に動かせない
-
ライフステージが変わると使いにくい
-
修理がしにくい
■ 今は“造作風の既製品”がトレンド
無印・ニトリ・IKEAの家具をベースに、
照明・壁紙・配置で“造作っぽく魅せるスタイル”が人気。
コストは1/3〜1/5で済むうえ、模様替えも簡単。
5. 1階に詰め込みすぎると坪数が増えて予算オーバーに
注文住宅が高くなる最大の理由の1つが、1階を広くしすぎること。
■ よくあるパターン
1階に、
-
LDK
-
水回り
-
ファミクロ
-
収納
-
玄関周り
-
和室
など、欲しいものすべてを詰め込むと、あっという間に坪数オーバー。
床面積が増える=構造材・断熱材・基礎工事が増える= 費用が跳ね上がる
■ 発想の転換で大幅削減
-
LDKを2階に
-
水回りを2階に
-
ファミクロを2階近くに
これだけで、2坪=約80万円節約した事例もあります。
固定観念を外すと、動線も良くなりコスパも向上します。
まとめ “思い込み”を捨てるだけで200万円も違う家づくりに
注文住宅のコストは、施主が気づかない“当たり前の落とし穴”に隠れています。
-
扉
-
窓
-
造作
-
バルコニー
-
間取りの固定観念
この5つを見直すだけで、家づくりは驚くほどシンプルで無駄のないものになります。
「何が自分たちに必要で、何が不要か」を見極めるためにも、一度プロの視点を取り入れてみませんか?
LINE公式アカウントにご登録いただくと、家づくりに関する特典を配布中です。
📱LINEはコチラ
📸 Instagramでも「後悔しない家づくりのヒント」発信中!
⇒@iedukuri.soudan