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【後悔しない家づくり】UA値の目安は?2025年義務化基準と高性能住宅の「正解」を専門家が解説



1. なぜ今、UA値を知ることが大事なのか?

家づくりで失敗した人の大半は、「快適性の基準を知らなかった」という情報格差が原因です。
特に、断熱性能は「冬の暖かさ」や「夏の涼しさ」だけでなく、毎月の光熱費健康、そして家の資産価値を左右する最重要項目です。

その断熱性能を数値で示すのがUA値です。

  • 「UA値」という言葉は聞くけれど、その数値の目安がわからない。

  • 2025年に省エネ基準の義務化が始まると聞くけれど、何が変わるの?

  • 「高断熱」にお金をかけるべきかどうか不安…。

この記事では、UA値の基本から最新基準、そしてあなたの価値観に合う 高性能住宅の「正解」までを完全中立な視点から整理します。

2. UA値とは?断熱性能を示す「家の体温計」

UA値は正式名称を「外皮平均熱貫流率」と言います。これは、住宅の断熱性能を客観的に示す指標です。

2-1. UA値の基本と「数値が小さいほど良い」理由

UA値は、「建物の外皮1㎡あたり、平均で何Wの熱が外に逃げるか」を表しています。

  • 「外皮」とは、壁、屋根、床、窓、ドアといった、建物の外側と内側を隔てる部分の総面積のことです。

  • W(ワット)は逃げる熱量のことです。

したがって、この数値が小さければ小さいほど、熱が外に逃げにくく、断熱性能が高い家であることを示します。

2-2. UA値の計算方法

UA値は以下の計算式で求められます。

UA値は、家のサイズ形状に左右されにくく、外皮全体の断熱性能を公平に評価できるため、現在の住宅性能比較で最も主流となっています。

3. 2025年義務化!UA値の地域別基準と「最低限」のライン

UA値は、北海道のような寒冷地から沖縄のような温暖地まで、地域ごとの気候に合わせて基準値が細かく定められています。

3-1. 2025年4月以降、断熱等級4が「最低基準」に

2025年4月からは、改正建築物省エネ法により、すべての新築住宅断熱等級4以上の省エネ基準適合が義務化されます。

これは、これまでの最高等級レベルの断熱性能が「当たり前の基準」になることを意味します。

3-2. 地域別 UA値の基準値(等級4)の例

例えば、多くの方が家を建てる温暖な地域(6地域)では、等級4を満たすUA値は0.87W/㎡K以下と定められています。

3-3. 専門家が推奨する「最低ライン」はZEH基準!

2025年基準(等級4:UA値0.87)は最低ラインですが、後悔しない家づくりを目指すなら、より高い基準を推奨します。

  • 推奨最低ライン: ZEH基準(断熱等級5)

    • 多くの地域でUA値0.6以下が目安となります。

    • 税制優遇のある長期優良住宅の認定を取得するためにも、最低でもZEH基準を満たすことが重要です。

4. 🥇 高性能住宅の選択肢:等級5、6、7の世界

2022年10月に新設された断熱等級6・7は、UA値を極限まで下げた超高性能住宅の基準です。

高性能な家ほど、エネルギー消費の削減につながり、冷暖房効率が向上するため、長期的なエネルギー消費の削減にもつながります。

5. まとめ

UA値が高い家は、初期費用が上がるというデメリットもありますが、「光熱費の削減」「ヒートショックの予防」といった健康と快適性という大きなメリットがあります。

私たちの家づくり相談所は、あなたの予算と価値観に合わせ、最適なUA値を設定できるよう、完全中立な立場でサポートします。

営業ナシ、誘導ナシで、高い断熱性能を実現できる工務店・ハウスメーカー・建築家をご紹介できます。

住宅建築コーディネーターと一緒に、UA値や間取りの良し悪し、総額予算など、家づくりに必要な情報を整理し、後悔しない家づくりの正解を見つけませんか?まずはお気軽にご相談ください。

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