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【速報】「みらいエコ住宅2026事業」の変更点を家づくり相談所が深掘り

2025年11月28日、国土交通省・環境省・経済産業省が連携して、新たな住宅支援制度 みらいエコ住宅2026事業 が創設されました。

(引用:国土交通省HP)
この制度は、省エネ性能の高い新築住宅や省エネリフォームを対象に、国からの補助金支援を行うものです。これからマイホームを検討するご家庭にとって、大きなチャンスと言えます。
しかし、「補助金額がどうなるのか」「いつまでに申し込めばいいのか」「どんな条件が必要なのか」といった制度内容は意外と複雑でよくわからないという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、みらいエコ住宅2026事業の概要をわかりやすく整理し、「補助金を最大限活かす家づくりの進め方」を解説していきます。
1. 🚨新築(注文住宅・分譲住宅)の重要変更点
新築住宅向けの補助金は、「未来の住宅のあるべき姿を示す高性能住宅」に絞り込まれていますが、いくつか注意が必要です。
① 補助額が変更!特にZEH水準は要チェック
【新築補助額(戸あたり・主な地域)】

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全世帯対象のGX志向型住宅は補助額がさらにアップし、最も手厚い支援が受けられます。
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一方で、ZEH水準住宅の補助額は大幅に減額されました。
高性能な住宅を安く建てるためには、GX志向型住宅の採用を検討するか、長期優良住宅とのバランスを見極める必要が出てきます。
② 予算が縮小!競争率アップで「早めの行動」が必須
新築向けの予算は、前年度の約2,100億円から1,750億円に縮小されています。予算が少なくなった分、補助金の獲得競争は激化が予想されます。
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【期限】ZEH水準の新築注文住宅の場合、補助金の申請期限は “予算がなくなるまで” です。
ただし、どれだけ遅くても 2026年9月30日 には締め切られます。
ポイントは2つ:-
申請期限は最長で2026年9月30日まで
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でも予算が先に底をつくと、その時点で終了
昨年・一昨年の制度では、人気枠は早期終了しているため、
ZEHを検討している方は余裕をもって2025~2026年前半に動き出すのがおすすめです。 -
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【着手時期の変更】 補助対象となる工事の着手時期が、「基礎工事より後の工程の工事」から「基礎工事」に変更されました。
令和7年11月28日の閣議決定日以降に基礎工事に着手した住宅が対象です。
2. 🌟リフォーム(改修)の変更点は朗報!
既存住宅の省エネリフォームについては、支援が強化されました。
① 補助上限額が最大100万円に増額!
リフォームの補助金は、前年度の最大60万円から最大100万円/戸に増額されました。
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対象工事: 開口部(窓・ドア)の断熱改修、外壁・屋根・床の断熱改修、エコ住宅設備の設置など。
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上限額は性能次第: 補助上限額は、改修後の省エネ性能に応じて40万円〜100万円と幅があります。
より高い省エネ性能を達成するリフォームほど、手厚い補助を受けられます。
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② 期限は年末まで!
リフォームは、申請の期限が「遅くとも2026年12月31日まで」と、新築よりも長めに設定されています。
ただし、こちらも予算の上限に達した時点で受付終了となりますので、計画はお早めに。
3. まとめ:成功の鍵は「3省連携の活用」と「スピード」
「みらいエコ住宅2026事業」は、補助額や対象が細かく地域区分や世帯構成によって変わる、非常に複雑な制度です。
しかし、この事業の最大のメリットは、「新築・購入の補助(国土交通省・環境省)」と「高効率給湯器の設置(経済産業省)」など、複数の補助事業を組み合わせて利用できる点です。
🏠 家づくり相談所にご相談ください!
補助金は、申請のタイミングと住宅の性能の設計が非常に重要です。特に新築は予算が縮小し、競争が激しくなることが予想されます。
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「ZEH水準に35万円の補助で抑えるべきか、GX志向型住宅で110万円の補助を狙うべきか?」
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「3省の補助金を最大限に併用するには、どのような設備を選べば良いか?」
私たち家づくり相談所では、最新の情報を基に、お客様の予算や希望される性能に合わせた最適な補助金活用プランをご提案し、複雑な申請手続きまでサポートいたします。
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