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共働き・子育て世帯の家事をラクに!注文住宅で失敗しない家事動線と間取りの工夫

「新しい家なのに、なぜか家事が大変…」
そんな後悔を防ぐためのカギが、“家事動線”です。
家事動線とは、たとえば…料理・洗濯・掃除など、毎日の家事で人が移動するルートのこと。
これをしっかり設計することで、家事時間を短縮し、家族と過ごす時間が増え、暮らしの快適さがぐんとアップします。
この記事では、共働き・子育て世帯におすすめの家事動線の考え方や、間取りで意識すべきポイント、さらに失敗しやすい注意点まで、わかりやすく解説します。
1. 家事動線・生活動線・来客動線の3つを意識しよう
注文住宅の魅力は、間取りを自由に決められること。
しかし“自由”だからこそ、動線計画を考えずに設計してしまうと、暮らしてから不便さを感じることが多いです。
特に注目したいのがこの3つの動線です👇

それぞれを意識して配置すると、日々の暮らしがスムーズに回るようになります。
2. 家事動線を整える4つの基本ポイント
キッチンに回遊性を持たせる
近年人気の「アイランドキッチン」や「セミアイランド型キッチン」は、キッチン周囲をぐるりと回れる“回遊動線”を実現します。
これにより、調理・配膳・片付けの流れがスムーズになり、家族でキッチンに立つことも増えます。
共働き世帯に多い“時短家事”にも最適です。
例:冷蔵庫→調理台→コンロ→配膳までの動きが1方向でつながると効率がUP。
水回りを一直線につなぐ
キッチンから洗面所、浴室までを一直線につなぐ“水回り動線”は、家事効率を高める代表的な間取りです。
調理しながら洗濯機を回したり、入浴の準備をしたりと、同時進行の家事がラクに行えます。
さらに、洗面所から廊下やリビングにもアクセスできる「2方向動線」にすると、家族がぶつかりにくく、生活動線も自然に整います。
家電と収納の配置を事前に設計
家電の多いキッチンや洗面室では、「どこで使うか」「どこで充電するか」を先に決めておくことが重要です。
コンセントの位置を考えずに設計すると、「延長コードだらけ」「掃除がしにくい」と後悔することも。
コンセント問題…後悔ポイントでよくあげられますよね💦
また、収納も“使う場所のすぐそば”に配置すると動線が短くなります。
例:
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キッチン→パントリー
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洗面室→ファミリークローゼット
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玄関→シューズクローク
家づくり相談所では、実際の暮らし方をヒアリングしながら、こうした収納設計も一緒に考えます。
ランドリールームで家事を一ヶ所完結
洗濯物を「洗う・干す・たたむ・収納」まで1ヶ所でできる“ランドリールーム”は、近年人気の高い間取りです。
特に共働き世帯や小さな子どもがいる家庭では、時間短縮+天候に左右されない室内干しが大きなメリット。
花粉の時期も室内干しなら安心✨
我が家は、1階で洗濯回して、2階で干す動線…重たい洗濯物を持って階段上がるの嫌になります😢
3. 生活動線・来客動線の工夫で“暮らしやすさ”をプラス
◎ 家族の生活動線を整える
帰宅後すぐ手洗いができるように玄関近くに洗面を設けたり、寝室とトイレを近くするなど、日常の小さな手間をなくす設計が大切です。
お子さんの成長や将来の介護も考えて、「1階で生活が完結する間取り」を検討するのもおすすめ。
◎ 来客動線でプライベートを守る
玄関からリビングを通らずに客間に案内できる間取りなら、慌てて片付ける手間が省けます。
客間を設けない場合は、リビングに収納を多く取り、見せない工夫で急な来客にも対応可能にするのもいいですね。
4. 家事動線で失敗しないための3つの注意点
▢ 水回りは集約させる
バラバラに配置すると、移動が増え家事が非効率になります。
キッチン・洗面・浴室は近接させるのが理想。
▢ 収納は動線に沿って配置
使う場所の近くに収納を設けることで、片付けも自然とラクに。
特にパントリーやファミリークローゼットは便利です。
▢ 家事スペースをつくる
アイロンがけや家計簿、書類整理などをまとめてできる“家事コーナー”を設けると、リビングが散らからずスッキリ保てます。
家づくり相談所からのアドバイス
家事動線を整えることは、“時短”と“家族の笑顔”を生む設計投資です。
「暮らしてから後悔しない家づくり」を実現するためには、設計の段階でプロに相談することが大切。
家づくり相談所では、30年・1万件超の実績をもつ代表を中心に、
住宅建築コーディネーター・FPがチームでサポートします。
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